LSLCON 運営スタッフのひとこと

Hidenori Glushenko

2009年10月23日 22:19




LSLCON 2009に来場していただいたみなさん、ありがとうございました。
このエントリでは、今年のLSLCONの運営メンバーからのイベントについての一言をまとめました。



midori Paulse(展示担当)

展示担当?ということで、出展者の方々との連絡を主に担当しました。昨年からの流れで、なんとなーく実行委員に立候補しましたが、なんとなーく始まって、そして なんとなーく終わってしまいました。基本的にコミュニケーション苦手症候群でなので、言われたことをやるだけのお荷物で、主体性がないことに関しては実行委員会 で一番でした。ですが、まあそんな人がいてもいいかと。暴走しても困りますしね。
スクリプターは普段縁の下に隠れていて、檜舞台に立つことはあまりありません。それがかなり不満だったのですが、LSLCONのようなイベントがあると、一瞬か もしれませんし、幻想かもしれませんけど檜舞台に立てるんですね。それが明日への糧になるか、それともめんどくせーとなるかは、個人の資質に寄るところが大だと 思いますが、私には糧になると信じています。
LSLCONが終了して、また守勢の日々が始まりますが、まあ、それが私には会っているかなと。ですが来年LSLCONがあったら、性懲りもせず参加すると思い ます。


Miya Watanabe(ウェブ・イベント担当)

去年のクエストも面白かったですが、今回のダンジョンも面白かったです。
展示への応募を呼びかけたり、イベントそのものを地道に宣伝してくれたスタッフが居たのも良かったと思います。
宣伝は効果が実感できました。去年までとはまた違った出展者、来場者に会うことができました。
展示は会場、パネル類、Webでのリストなど、去年の経験が活きたように思います。
→外部展示も必ずブースを用意する/パネル設置でWebにも自動で紹介ページが出来上がる、など
また、「意見交換会」を無くして展示ツアーとアイテムデモだけにしたのも正解だったと思います。
→意見交換は自然発生的に起きるようなので。
当初思っていたよりも全然時間を割けなかったのもありますが、個人的にはあまり苦労していません。(ごめんなさい)
強いて言えば会期直前にメインマシンでSLViewerが起動しなくなったり、他にもPC周りでちょっと調子が良くなかったことが大変というか、残念でした・・ ・
企画の開始当初は「Webサイトの充実に力をいれよう」「英語での情報発信も行おう」と思っていましたが、自分ではほとんどできずに終わりました。
「スクリプターが集まるきっかけ」とか「スクリプトが絡むアイテムを紹介する場」といったことがLSLCONの目的だと思っていますが、この点については他のス タッフが頑張ってくれたのである程度成果が上がっていると思います。
むしろまだまだ知らないスクリプターさんやコミュニティーがありそうで、「SecondLifeは終わったんじゃなかったっけ?」と思ったりもしました。
今年は運営スタッフをあまり募集せずに進めましたが、一部の人に負担がかかる形になってしまったのが反省点です。
→去年も一部の人の負担が大きかった部分があったと言えば、そうかもしれません。
ただ一人一人の負担を減らすためにスタッフを多くしても、今度は連携や意見の統一が大変だったりするので、そのあたりのバランスは難しいと感じています。
去年とコアメンバーがほぼ一緒ということもあり、意思の疎通が去年よりも早かったということは言えると思います。
今後はこのノウハウをどう継承というか、活かしていくかが課題かなぁ、と思っています。


Nock Forager(イベント・英訳担当)

昨年は「私はスクリプトわらないので・・・」と見に来ていただけないかた、「見に来たけれど難しくてよく分からなかった」という意見をいただいて、見どころをうまく伝えきれていなかったんだなぁと非常に残念に思いました。これを受けて今年はいくつか対策を行い、その結果、とても幅広い方々に来場いただけたと感じています。
リアル社会も同じですが、Second Life自体の社会構造が複雑化しているなかで、興味を持ってもらえる方にどうリーチするか、伝えたいことをどう伝えるか、答えはでていませんが、みんなで試行錯誤して工夫していく課程自体を楽しませていただきました。
ありがとうございます。


左:Nockさん、右:Miyaさん



Naoya Bellic(ぺんぎん) 広報

去年、今年と宣伝部隊として動いていましたっす。
たくさんの方にお越しいただいたということで、良かったっす。
でも、「スクリプトに関するイベント」だということは伝わっていても、
「じゃあ、なんでこんなイベントを開くの?」「出展者は何か得をするの?」
といったイベントの核の部分について、うまくお伝えできたかは疑問っす。
昨年と比較して、良くも悪くも広く・浅くなったという印象っす。
あと、出展者の方にせっかく英語のパネルを用意していただいたのに、
英語圏の方があまりお越しになられなかったのは残念っす。
海外への情報発信は昨年からの課題となっていたんっすけど、解決してないっすね。
日本向けで手いっぱいだったもんっすから、担当者を増やさないと解決できそうにないっす。
人数が増えたら増えただけ、意思の疎通も難しくなってくるっすから難しい問題っすね。
そんなわけで次回への課題が山盛りっす。
機会があれば、また運営側として参加してるんじゃないっすかね?
しばらくの間はぐったりしてると思うんっすけど・・・



Hidenori Glushenko (GOTTi) 雑用係

6月くらいからゴソゴソと準備を始めたこのイベントが、ようやく終わりました。
イベントそのものは、参加された皆さんにも満足頂ける内容だったんじゃないかと自画自賛しています。

もしこのLSLCONというイベントを面白いと感じ、来年もあったらいいなと思っている方は、もう一歩踏み込んで、是非とも企画・運営のメンバーとしてこのイベントを支える仲間になってもらいたいと思っています。

それは、LSLCONというイベントを存続させるためという高尚な表の目的とは別に、
「イベントは運営側に参加してこそ面白い!」と私が考えているからです。
また、このような自分たちのやりたいイベントを(建築物や様々な面で)比較的自由に開催できるというのが、Second Lifeの魅力の1つだとも私は考えています。

「イベントは運営側に参加してこそ面白い!」
大事なことなので2回いi(ry



pipinpa Allen(広報担当)

今年も広報部門をやらせていただいたのですが、
昨年にくらべて広報できる場所やサービスが増えたなぁという実感です。
たとえば、昨年はナビスルやblogだけでしたが今年はwasserやTwitterといった
一言系(とくにワッサーはSLユーザも多いように思います)のサービスも
ありましたので、今後の課題としてはどのように効率よくイベントを知ってもらうかという
ノウハウが欲しいのかなと思いました。blog投稿は広報部門の中で昨年、今年と
での積み重ねが活きたとおもいます。
広報部門の楽しいところは、blogを書く。どういう視点で書いていくか。
自分ならどう読むかなぁとか考えながら書いています。
文章を書くのが好きな人ならぜひお勧めしたいですね。
今年はRLの都合上なかなかイベントに参加するのができなくて残念でしたが、
毎年パワーアップしているLSLCONがこれからの新しい世代の人たちにも
楽しんでもらえたらうれしいです。
ありがとうございました。



ameta Amiot(ダンジョンチーム モンスタースクリプト)

LSLCONが始まる前一ヶ月ぐらい前から、そして始まっても主に地下迷宮にこもっておりましたametaです(;・∀・) なので全体への視線はかなり鈍いと自覚しつつ以下・・・。
個人的なふだんのSL生活の中では、わりと「イベントスタッフでほぼ唯一のスクリプター」という立場でいくつかのイベントに関わらせてもらいつつ、特にどこかのSIMに根を下ろすこともなく、SL内で自分の商品を作ろうという発想も根気も持ち合わせてないので、友人に依頼されるか何かのイベントのためにスクリプトを書いてすごしております。
まあ、SLに参加している大半の方々はスクリプトを操れるわけではないので、スクリプトを書けるというだけで良くも悪くも必要とされてしまうし、多くの場面で「すげーすげー」と言ってもらえるわけなのですが、「ああ、ありがたいけど、この状態はやばいやばい...早々にどっかでもっとすごいひとがいると認識して頭うっとかんと、自分を自分で祭り上げてしまう・・」とある種の危機感めいたものが生じて、「SL内でスクリプトするひとどっかに集まってないかなー」と数年前に検索したのが、わたしが今回のLSLCONを主催した人達との出会いのきっかけとなりました。
なので、LSLCONというイベントだけは「自分は別に特別な人じゃない(基本的にスタッフはみんなスクリプトを書けるから)」という関わりの中での立ち回りが必要になるし、それがおもしろかったりしますw
・・・・と言いつつ去年の忍術クエストに続いて、2年続けて主に実装面をやらせてもらったので、「ひとりじゃない」という点を除いては、あまりやってることは普段と変わってないかもなのですが(;・∀・) それでも複数のスクリプターの共同作業でなにかを実装していく・・という体験はなかなかないんじゃないかしら?とも思います。
もちろん、ぱっと人が集まって何かが円滑に進むかというと、それはそれでいろいろあるわけなので、お互いに平坦な道のりばかりではないのですが、「スクリプトを書くひと」にとってのひとつの楽しみ方としてLSLCONようなイベントの運営側に参加するというのもあるのだろうな・・と思っています。



you Xiao(ダンジョンチームリーダー)

今年は、展示品を販売可にしたことで、商品としてリリースされているものが増えました。
去年までの実験的なものが多かった展示から幅が広がったように思います。
また、スクリプトを書かない人にも楽しめるようなアトラクションにも取り組んだり展示ツアーをしたことも、これまでと違います。
3年目を終えて、LSLCONも認知されてきました。
現状維持だけでなく、新しいことに挑戦でき、たくさんの人に参加してもらえてよかったです。
おー!こんなイベント、俺もやりてー! って人が現れると、さらにいいです。
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